NHKマイルカップでG1初制覇を飾った【ダノンスコーピオン】が話題なので、くわしく調べてまとめてみました。
芝1600メートルで出走18頭の中、アーリントンCに続く連勝でG1タイトルを見事獲得!
ダノンスコーピオンの血統や名前の他に、これまでの成績や脚質についてまとめて紹介します。
是非最後までご覧ください。
目次
ダノンスコーピオンのプロフィール
名前 :Danon Scorpion
性別 :牡馬(オスの馬)
誕生日:2019年2月22日(3歳)
父親 :父【ロードカナリア】
母親 :母【レキシールー】
馬主 :(株)ダノックス
調教師:安田隆行
ダノンスコーピオンの馬名の意味は、「ダノン=冠名」+「スコーピオン=サソリ」です。
【ダノン】は馬主である「株式会社ダノックス」の冠名で、実業家である野田順弘(のだ・まさひろ)さんが代表を務めています。
スコーピオンという名前からして、名前だけ聞くと差し馬を連想してしますね笑
ダノンスコーピオンはご存じ、【ロードカナリア】が父親!
JRA賞年度代表馬、最優秀短距離馬に選出されるサラブレッドでしたね。
種牡馬入り後は、芝GI9勝を挙げたアーモンドアイ等の重賞勝利産駒を輩出しています。
その内の一頭がダノンスコーピオン。4月のアーリントンCからついに頭角を現してきましたね!
3歳馬の気になる成績や、これまでの戦績から実力を見ていきましょう。
ダノンスコーピオンの競走成績
ダノンスコーピオンの成績は、6戦4勝で獲得賞金は2億1000万円以上!
勝ち鞍(かちくら)は、【NHKマイルC】【アーリントンC】【萩ステークス】です。
【勝ち鞍】は、重賞の勝ちレースを示していて特に無い場合はオープンや特別も表記。
その馬の勝利実績を意味していて、格式高いGIなどは2着でも実績としてカウントします。
2021年【2歳新馬】から2022年【NHKマイルC】までの競争成績は、下の図の通りです。
騎手は一回を除き川田騎手。二人の相性も良く、これまでG1を含めて1着を飾っているのが凄いですね!
競争日 | レース名 | 格 | 着順 | 騎手 |
2021.6.20 | 2歳新馬 | 1 | 川田将雅 | |
2021.10.30 | 萩S | L | 1 | 川田将雅 |
2021.12.19 | 朝日杯FS | G1 | 3 | 松山弘平 |
2022.2.13 | 共同通信杯 | G3 | 7 | 川田将雅 |
2022.4.16 | アーリントンC | G3 | 1 | 川田将雅 |
2022.5.8 | NHKマイルC | G1 | 1 | 川田将雅 |
ダノンスコーピオンの戦績
2021年6月20日、阪神競馬場の2歳新馬戦でデビューします。
川田騎手を鞍上に1番人気で挑んだこのレースを、2着のルージュラテールをクビ差で勝利!
4ヶ月後の10月30日、2番人気で萩ステークスに出走。
レースでは、先に抜け出していた1番人気のキラーアビリティとの競り合いを制して優勝します。
この勢いのまま臨んだ朝日杯フューチュリティステークスでは松山騎手との初コンビで3着と好走でしたね。
2022年は共同通信杯から始まり、再び川田騎手とレースに挑みますが7着。
それから、アーリントンカップに1番人気で出走します。
レースでは、先に抜け出した7番人気タイセイディバインをゴール寸前で差し切り優勝。
川田騎手は「前回はバランスが良くなかったのですが、今回はちゃんとした走りができました」と話しています。
そして、5月8日のNHKマイルカップを迎え4番人気で出走。
レースでは大外8枠18番からスタートして、残り200mを通過した辺りで抜け出し先頭に立ちます。
大外から突っ込んでくるマテンロウオリオンをクビ差下して優勝と連勝でGIを制覇ました!
なんとこのレース3着に最低人気のカワキタレブリーが来て、3連単の配当が153万の大波乱レースと衝撃的でしたね。
ダノンスコーピオンの脚質・性格
ダノンスコーピオンはどんな性格なんでしょうか?
レースにも影響のある部分ですが、もともと大人しい性格の牡馬!
基本的には、気性面に不安なところもあまりなく折り合いも苦にしないタイプ。
お利口な優等生タイプなので、成績から見てすでにエリートの貫禄出てますよね。
これまで、芝1600m・1800mの距離を経験しています。
1600mの朝日フューチュリティS(GⅠ)で3着、アーリントンC(GⅢ)で1着と得意そうですね。
共同通信杯(GⅢ)では【東京への初の輸送】や【初の左回り】が影響して7着。
これまでを振り返って、1600mのマイルが特に強く、1800mの距離までは守備範囲の印象です。
ダノンスコーピオンの脚質は【差し】ですね。
差しは逃げ馬と先行馬の後ろにいて、最終コーナーあたりで前に出て最終直線で末脚を使いゴールする脚質。
位置取りは先行馬の数によって左右され、先行馬がそれほど多くない場合は中段、先行や逃げ馬が多いレースでは後方に位置します。
差し馬にとってハイペースのほうが有利なので、後方あたりに控えることができるレースが勝ちやすいです。
差し馬は馬群に囲まれてレースをすることが当たり前になります。
周りを囲まれても平常心を保てる性格で、騎手のサインでスパートをかける瞬発力も必要不可欠。
差し馬で強い馬は人気なので、これからもっと注目馬になること間違いないです!
ダノンスコーピオンって強いの?これまでの成績や脚質をくわしく紹介 まとめ
以上、今回はダノンスコーピオンの成績、脚質や性格についてまとめてみました。
・NHKマイルカップでG1初制覇!
・もともと性格は大人しい
・父親はロードカナリア
・脚質は【差し】
・1600mのマイルが特に強い!
記事をご覧になって頂いていかがでしたでしょうか?
父にロードカナロア、母にレキシールーを持つ鹿毛の牡馬のダノンスコーピオン。
性格は大人しいとはいえ、勝負根性をかなり持っていると思わせるパワフルな走りを見せてくれます。
まだ3歳馬なので、これから成長するにつれて成績を残すのが楽しみですね!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。